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 バディ : たいせつな相棒
 著者:V.M.ジョーンズ
 訳者: 田中亜希子
 「ニュージーランド・ポスト児童書賞」受賞


13歳の主人公ジョシュは
水泳以外ならなんでも得意なスポーツ少年

なぜ水泳だけはだめなのか
ここに物語の核心がひとつ


両親は離婚し、ジョシュは父と気ままな二人暮らし
ところが父にスーザンという新しいパートナーができ
ジョシュの生活は一変
スーザンはベジタリアンなのか
教条主義者なのか
ジョシュの好みを全く無視して食事を作る
目下ジョシュの悩みの種

ジョシュには互いに”バディ”と呼び合う双子の兄がいる
4歳の時ジョシュの失敗からバディは水難事故に遭い
11歳の今もリハビリセンターで過ごしている
日曜日は母と一緒にこのリハビリセンターに行き
バディと過ごすことがジョシュの大切な時間

これはジョシュにとって大きな秘密
学校の誰にも打ち明けていなかった


いろんなことに煮詰まりかけていたときに
担任の先生の産休代用教員のミッチ先生がやってきた

ここからドラマが回り始める
先生がクラスに紹介したのがトライアスロン大会
個人でもグループでも申し込みが出来る
最初はグループで申し込むつもりだったジョシュ
だが、ライバルのシェーンが個人で申し込むことを知り
自分も個人で申し込むことを決める

子どものころの事故のトラウマで泳げない彼は
ミッチ先生にそれを打ち明け個人レッスンを受ける
泳げるようになったジョシュは
万全の状態で初のトライアスロンに挑む

こんなに上手くいくのかと思えるほどに
物語ってすごい

トラウマ・友情・家族がテーマの青春小説